半年関わったプロジェクトが終わった。
改修ばかりで元のシステムが構成できてなかったり、クライアントの用意した環境が悪かったりと開発するには厳しい状況だったけど、自分の入ったチームはその中でよく昨日までやって来れたと思う。
ここまで来れたのも、リーダーの采配が見事だったからに尽きる。(自分の立場はサブ)
あらためて、人をまとめるリーダーの引率力について考えさせられた。
昨日は沖縄系の居酒屋で解散会。
ライブ付きなので選んだのだが、みんな大騒ぎしながら楽しめたようで良かった。
今回は絆が広がったのも大きかった。
プロジェクトで関わった何人かとは、今後も連絡をとりあって付き合っていくんだろうな。
とにかく、今回のプロジェクトによる自分なりのKPTを洗い出してみよう。
それが今後に繋がるかどうかは、結局は次の仕事次第、とは言えるのだが。
現状の到達点を確認しておいて損はないだろう。
Keep
チーム
- 構成管理
- もはや構成管理がなくては開発する気も起きない。
万一の場合のバックアップとして、構成方針の変更や特殊構成への対応など、用途は広い。
SubVersionを使用すればバイナリにも対応する為、設計書等も管理可能。 - お菓子籠
- これは長年やって来ているが、次の点で役に立つ。
- 午後3時過ぎからの集中力低下防止、及び気分転換
- チーム内のコミュニケーション活性化
- 全員の共有財産にする事による、チームメンバの参加意識促進
- wikiによるナレッジベース
- ファイル主体によるものより、アクセス性の簡便さは魅力。また、wikiであれば平易な文章でも十分資料価値が高いものができるし、加工もさほど難しくない。
ただし、実ファイルへのURIをページ内に含める場合は工夫が必要になる(pukiWikiの場合)。 - 常時ビルドサーバ
- 常時ビルドサーバを置く事で、大きく安心感が増す。これにUnitTestが加われば、鬼に金棒。
個人
- メール書き出しの工夫
- 書き出しの「○○です。」を「○○@XXXXXです。」とし、ちょっとしたネタを仕込む。
チーム内のメール限定だが、読まれる確率が増し、雰囲気改善にちょっぴり役立つ。 - 小物を置く
- 机の上が小物だらけなのも困りモノだが、ごく少数であれば、やはり雰囲気改善に役立つ。
また、自分の精神衛生上も良くなる。 - ペアプログラミング
- ペアプロが無理な職場であっても、指導的に入るだけでもだいぶ違う。
口で教えるよりも実践的だし、教えてる相手に「自分が指摘できる事もあるんだ」という自信を培うこともできる。
Problem
チーム
- 情報流通を妨げない事
- チーム運営がうまく行かない時、上司が無理解な時、そこにはほぼ必ず情報不流通がある。
上から下へ、下から上へ、横から横へ、全ての情報流通の活発化に努める。
どれか一つ欠けてもダメ。自分がボトルネック化しないように注意。 - チームメンバ個々人の「成長したい」願望をすくい上げる事
- チームメンバそれぞれ、様々な尺度、方向、理念で「成長したい」という願望を持っている。
願望が無い場合も含め、そのメンバが持っている願望をうまくすくえた時、メンバは飛躍的に成長できる。 - 悪い意味で体育会系にしない
- 集団責任の乱用はチームの結束力を低下させる。
「空気読め」のやり過ぎは無理な残業恒常化を引き起こす。
個人
- クライアントに積極的に関わる
- 機会があるなら、クライアントに積極的に関わる事。
要求コントロールは全てを制する。その為にもまずクライアント。 - 議論は「対個人」ではなく「対問題」の姿勢でやる
- 対個人で議論をすると、蟠りとなってしまう事が多々ある。
議論は問題を解決する為という前提を置く事。
感情的にならない。 - 目の前の仕事にのめり込み過ぎない
- 目の前の仕事にのめり込み、視野が狭くなる事は避ける。
他の問題からの現実逃避を避ける。
無理な労働による継続性の低下を避ける。 - 悪い意味で文化会系にしない
- 「今自分がやる事は終わったからいいや」ではなく、チームの状況をみて行動する。
2歩3歩先を見て、必要な行動をとる。
チーム全体が成功してこそ、成功となり得る。
Try
チーム
- ホワイトボード活用
- あらゆる会議でホワイトボードを活用する。グラフィック・ファシリテーションを意識する。
必要であれば、携帯用ホワイトボードも用意する。 - 朝会
- 朝みんなで状況統一をはかるだけで、作業状況が明確化される。
また、各人の作業内容を共有化できるのも嬉しい。 - 看板方式
- 看板方式による残作業量の明確化は、精神衛生上とても効果的。
- ふりかえり
- やはりチームメンバの参加意識を高められ、かつ作業工程の改善を積極的に行うにはこれしかない。
ただし、イテレーション間ごとにやる事が本来望ましい。
ウォーターフォール&終わったらチーム解散…という環境ではねえ。 - 良い意味で体育会系である事
- チーム内の団結力をうまく育む事。
- 良い意味で文化会系である事
- 個々人の責任意識をうまく引き出す事。
個人
- todo管理
- 常に自分のtodoに優先順位を付け管理する事。
優先順位の低いものは無理に手を出さない。
隠されている「やるべき事」を発掘する。 - ニコニコ・カレンダー
- 自分の体調、精神状態を客観的に観察できるよう、カレンダーにつける事。
忙しいとついつい記述が漏れたりするので、要注意。
こんばんわ〜。
いやー、楽しいプロジェクトも終わってしまい
ちょっと寂しいですね。
それにしてもこのKPT役に立つな・・・_〆(゚▽゚*)
今回は、さぶリーダーのおかげでどうにかまとまりました。ありがとでした。また、今度ご一緒しましょー(*'-')カマタニコイ
堅くてつまらんblogやっとりマスだ〜
ちと記事書かなきゃ、本来書きたい部分までほど遠いや(汗)
時間あるうちに書くのが吉っすね、うん。