2010年01月31日

THRIVE ON DEVELOPMENT on 1/30

thrive on 「成長する、生きがいにする」

thrive on work 「仕事を楽しむ」

初めて見たときに、「これは!!」と思った熟語。「いつか使ってやろう」なんて感じで。
なんと言っても、「成長、生きがい」といった意味のものがそのまま「楽しむ」に直結してしまう感覚がいい。
英語って、時々ハっとするような意味や用法があるよね。言語マニアな人の気持ちが少しわかるw

1/30 THRIVE ON DEVELOPMENT という勉強会を、自分を含んだ有志メンバーによる開催というかたちで開いた。
いや、開けた、が正しいかな?

きっかけ



ことの発端は、TDD Bootcamp を受けて、今回の主催のひとり、友人のhtadaが「ペアプロさせてほしい」と言って来た事。
このときは、「一回ぐらいいいね、あの興奮が残っているうちに」ぐらいだった。
それを、もう一人の主催のtontonに話したところ、「面白いね、俺も参加していい?」
おお!と思って、「じゃあ、小さい勉強会に」と話を進めたんだけど、残念ながら時間が短すぎてお流れ。
けっきょくそのときは、htadaとは個人的に「McDonald's de TDD」をww
でもこのとき、tontonが「でも、勉強会は絶対にやろうよ!」という一言を付け加えてなかったら、たぶんそのあと突き動かされることもなかったんじゃないかな?
二人に後押しされたのか、二人を強引に巻き込んだのか不明だけど、自分の中にあった勉強会やりたい!が一気に高まったのは確か。

準備



やったことを簡単にまとめると、こんな感じ。

  1. 打ち合わせ…ホントは顔を合わせてが理想なんだけど、お互いに働いていると難しいね。ということで、memememoというグループ共有できるメモサイトを使って、常時連絡状態を確立。(あんま活用できなかったかな?)
  2. テキストの準備…今回は講師二人がそれぞれ自分の分担のスライドを準備。これが仕事の状態と相まって、なかなかしんどくも楽しい作業に。
  3. 会場の準備と日時の決定…今回、めっちゃくちゃ迷走したー。けっきょくなんの工夫もなく、ルノアールの利用者の少ない店に。
  4. 参加者集め…一番苦労して後輩たちを巻き込んだのは、何を隠そうhtada。自分は結局twitterでつぶやきまくるとか、地味ぃーな作戦orz まあ結果を見れば、11も集まったし!
  5. 備品など、必要なものの準備…とにかく思いついたものは、即座に主催二人にメール!メール!


当日



いきなり名刺交換会



すまん、これは自分のミス。ちょっとマズかったー。
いきなりグダグダになって、結果的にスタートを遅らせることに。

朝会



みんなに立ってもらって、朝会タイム。簡単な自己紹介など。
呪いの人形を持ち出したのは、自分の常套手段。
あれで「今の発言権」がハッキリするし、場も和むし、朝会にはいいんだよね。

Start! Ruby



やばい!スライドがフォント違う!
フォーマット崩れてる!
やばい!!やばい!!

内心パニクったー…
Rubyの言語仕様やら思想やらを、小一時間でスプリントに説明。
けっこうボリュームもあるのに、一時間なんてムリあったかな、やっぱ。
スライドは文字ばっかだわ(反省点)
説明はやたら質難しい単語が出てくるわ(反省点)

じつは、一番伝えたかったのは、「開発はちゃんと"糊ツール"(自分呼称)をつくって整備してかないと、辛さを認めるだけだよ」ってとこ。Rubyは二の次で。
現場が大きくなるほど、こういったツール類は忌諱されて人力手当てをしがちだけど、それによる時間的損失や作業ミスで起こる損失は本来防がなきゃいけないものだ、と思うんだ。
こういう"糊ツール"が整備されて大きくなって、FWと一体化することで成功したのが、あのRoRの姿なんだと思ってる。

RSpecで宣言的なUnitTest!



RSpecについて、ひととおり。
ついでに、品質管理の方面でよく使われる、ブラックボックス・テスト、ステートボックス・テストの真髄をちょっと伝授。このあたりは設計思想の上達にも不可欠と考えたから、無理に盛り込んだ。

ただし、これ意識しすぎるとTDDのリズムを破壊しかねないから、ホント諸刃なんだよね。

TDDの紹介を先にやってからにすべきだったかなー。

TDDのご紹介



じつは本日の目玉は、この講義以降。
前段階なんてどーでもいい(ぉぃ)

htadaの講義は簡潔で的を射ていて、とてもわかりやすい!
これは見習わなきゃなー

TDDで何が変わるか!TDDの世界観みたいなものを掴んでもらうのに、ちょうど良かったと思う。

実践!RSpecでTDD!



課題を2つ準備、2チームに分かれてペアプロ&TDDで「上司からのムチャな要求にこたえる」という想定でプログラミング開始!
ちょっと課題がRuby初心者にはとっつきにくかったのがマズかった。(反省点)
正直、"糊ツール"を実感して欲しい、という欲望が前面に出すぎたかも。

前準備で受け入れテストを書いてきたのは、色々と活用できたので高得点かな。
ただ、受け入れテストを書くのが遅すぎて、ちょこまかコーディング・ミスしてたのは失敗。(反省点)

ついでに、TDDでやることの難しさのひとつに、やっぱりロケット・スタートが難しいという部分があるなぁ、と思った。
今回はほぼ初心者が半数だったので、余計そうだったという面はあるけど。
このあたりはまあ、よっく考えると、"TDDだから"ってわけじゃないけど。第一人者に意見を聞いてみたいなあ。

今回の資料



当日やったテキストはここ。
Start! Ruby
ツッコミはこのblogに。

スライドは手直し中で、近日中にスライドシェアにUP予定。

もうひとつ、みんなから寄せられたKPTを含んだ、ToDev専用のWikiを作成する予定。

おまけ



色々な日程をかいくぐって参加してくれ、楽しんで帰ってくれたみんな、本当にありがとう!
おかげで、たくさん色んなことを喋り合えて、たくさんの勇気と元気をおすそ分けしてもらった。まるで元気玉だなぁ。
それと、今回ホント実感したけど、きちんと見てくれていて、きちんと批判してくれる友達の存在って、すごく大きい。
感動で涙が出そうになったよ(大げさ)
マニアな人たちがよくやる、愛の感じられない一方通行な批判は、正直好きじゃないけど…
自己批判と相互批判はとても大事だよね。

ちなみに、「第1回」が付いていないのは、「コケる方が大勝ちするより確率的に高い場合はあえて数字を入れない」という慣習に則っていたりなかったりw
ラベル:ToDev
posted by 未知夢 at 10:20| 東京 ☀| Comment(41) | TrackBack(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

1/30 RubyとTDDに関する勉強会、やります。

勉強会を開催する手はずが、やっと整いました。
10名前後、身内を中心にしてやる、小さな勉強会です。

THRIVE ON DEVELOPMENT

あちこちの勉強会に参加して自分が色々なものを受け取るのはいいのですが、それに伴って「自分も伝えられるものはないのか?」というフラストレーションが高まり、重い、ほんっとに重い腰をやっと上げることができました。

年齢的にも、きちんと次の世代に色々なことを伝え残したい、という年齢にもなってきました。なにより、自分の直上の世代がそういう活動が手薄な世代だったので、強くそう思う傾向があるのかもしれません。

そして、いつかは働く開発者による働く開発者のためのGEEK Stationをつくってみたい、その思いへの、小さな小さな、ほんとに小さいけれども、第一歩じゃないかとも思っています。

コンセプトは、「手作り」と「技術も魂も」です。

テーマは

  • Start! Ruby … Rubyの基礎講座
  • RSpecで宣言的なUnitTest! … RSpecの基礎講座
  • How To TDD … TDDの基本、そして実践

13:00から5時間、みっちりやる予定です。
Rubyは名前だけしってるけれど、実際どうなの?とか
UnitTest…めんどくせ!とか
でもでも、とにかく開発現場を楽しくしたい、仕事を面白くやりたい、という魂まではゆずれない。
そんな人が参加してくれたら嬉しいな、と思います。

ご参加をお待ちしています。
posted by 未知夢 at 13:10| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

初夢 - GeekStation

とあるビル。その一角。常に明かりが灯っていて、まるで不夜城の様。
「ちわーっす」俺はドアを開けて入った。「寒いっすねー、死ぬかと思った。」
「おー!○○クン!今日は早く上がれたのか」奥から佐倉さんがお茶を持って来てくれた。「ほら、とりあえず暖まれ」
佐倉さんはここの管理人だ。けっこういい歳をしている中年太りなオッサンだけど、この佐倉さんの事情通には誰も適わないんじゃないかな。
「シングルどっか空いてるかな?小一時間ぐらい集中してリファクタしたいんだ」
「今空いてるのはペアが1室だけだねぇ。んー、服部さんがあと30分ぐらいで帰宅時間じゃないかな?」佐倉さんはテーブルの煎餅をポリポリやり出した。また太るぞ。「それにしても、DexRouteだっけ。続くね。次の1.9.6はいつ出るんだい?」
「ん〜〜…」俺の手が勝手に壁一面の書棚からテキトーな技術書を抜いていた。「Jamesのやつがさー、わかってねえんだよ。『こっちの構造の方がイイ!』とかメール来てさ、forkもせずにpushしてきやがって。これが見たらヒドイんだわ…」
技術書に目を落とす俺。ここの品揃えは厳選されている。持ち込む人の張り合いもあんのかな?自分が『良書』と思った本を持ち込んでくる。そして俺みたいなのがチョッピリ得をする。
棚によっては「マネジメント」だとか「コーチング」だとかビジネス書っぽい本も並んでるけど、俺には今のところ興味がない分野だね。
お茶を飲みながら本に集中する俺。しばらく静寂の時間が流れる…。

「ふわ〜〜、ねみ」ガチャ、と部屋のドアが開いて、服部さんが出てきた。「やっぱ捗るわ、ここ。助かるねー」
「たまには早く帰らないと」佐倉さんがお茶を入れるためにそそくさと立ち上がった。「奥さんにアイソつかされるぞ」
「わかっちゃいるんだけどさ」服部さんはチョコレートに手を出した。だから太…まあいいや。「家に帰るとダメなんだよ、俺。一行も書けなくなるタイプ」
世の中そんな人もいるんだよね。とか言いながら、俺もアパートに帰る前にこっち寄っちまうクチだけど。
「今週のワークショップってなんだっけ?」
「金曜の夜に、M社さんとこのG言語教室2回目があるね」お茶を入れたきゅうすと一緒に…えっと、バカウケが増えてるんですけど?佐倉さん?「あとエーラブの人たちの『非同期協調とOOインタフェース』が土曜」
「エーラブやるのか…」ちょっと興味を持った。あとで申し込んでおこうかな。
「エーラブの方は、もう一杯じゃなかったかな」
チッ。

「Sakuさん、相談にのって!」もう一つのシングル部屋のドアが開いた。出てきたのは中井戸くんだ。「俺がメンテ続けてるアレさ、企業からオファー来ちゃったよ!」
中井戸くんは同い年なので、なんとなく意識してる存在だ。ライバル心?ちょっと違うか?
「そりゃめでたい!」佐倉さんが席を立った。「どんなトコが声かけて来たんだい?へー、bit社が…」二人で部屋に引っ込んでいった。
ここのサーバ環境はちょっとしたもので、M社とG社が協賛に入ってるおかげでバックボーンがけっこう豊かに使える。フリープランの足かせが少し軽くなる感じ。
それに、やろうと思えば小規模のデータセンターぐらいの設備が使える。
そのためか、署名入りアプリをここから発信している人も多い。
ネックは通信経路。ちょっと細めなので、人気アプリができるとアクセスを捌ききれなくなる。「N社をなんとか巻き込みたいんだよね」が佐倉さんの口癖だ。

それに、法律方面、会計方面と、各種方面が専門のボランティアの人たちがサポートしてくれるから、今みたいな時も対応が素早い。
彼らにしても、そこで独立法人化となるといいビジネスチャンスになるし、持ちつ持たれつなんだろう。
俺ら一般会員もいくらかの会費を払っているし、協賛企業からの寄付金もあるけれど、圧倒的な収入源はこのオファーがあった時に企業から入る紹介料、そしてボランティア有志で開発を続けてるシェアウェアツールの課金だ。
一応、企業ワークショップの時や会議利用の時は場所代をとる仕組みになってるけど、残念ながらさほどの額になってない。
こういった会計の面が全て公開されて運営されてるのも、俺がここを好きで利用している理由のひとつだ。

去年の夏はひどかった。ここからBotNetを広げようとしたバカがいたんだ。
気づくのが早かったから広まる前に対策を打てたんだけど、あの時偶然その場にいた俺は、正直ちょっと興奮した。
でもその後、犯人がじつは会員の一人だとわかった時の佐倉さんの落ち込み様は、見ていてつらかった。
あの時のみんなの頑張りがなくて、BotNetの根城化してしまっていたら…おそらくここは閉鎖していただろうな。
考えるとちょっと怖い。

今日はとくに何もせずにビルを出た。息が白い。
今年はどんな年になるんだろうか。また面白いヤツに出会えるといいな。
どうも男くさいのが玉に瑕だけどね…。
そして俺は明日のために、暗いアパートへと帰路を急ぐ。




はい、夢です。
自分的GeekStationの有り様です。
もちろん、こんな収入モデルじゃホントにやっていけるものじゃないでしょうねぇ、というのは承知の上(苦笑)
いいじゃん、正月なんだからさ!
ラベル:初夢 GeekStation
posted by 未知夢 at 15:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | システム開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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